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2018/09/11 08:30 - No.273


第2回 建築写真撮影テクニック!「❶広めの構図で撮る」


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写真ひとつでこんなに違う!「住宅会社のためのセルフプロデュース講座」
田岡 信樹

2018/09/11 08:30 - No.273

 
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焦点距離10㎜の超々広角レンズによる撮影事例


前回は、建築写真は住宅会社・工務店にとって最も重要な資産であるとお伝えしました。資産である以上、少しでも価値の高いモノとする為に建築写真は少しでも綺麗に格好良く上手く撮る必要があります。

昨今のデジタルツールの発展は目を見張るものが有ります。特に今ではほとんどの方が所有しているスマートフォンですが、付属のカメラ機能による撮影は、ここ数年で格段に機能や性能も向上しています。我々プロフォトグラファーの存在すら脅かすのではないかと危惧してしまいます。

スマートフォンに限らずですが、建築写真の撮影テクニックはおおまかに8つあります。そんな中、スマートフォンでも上手く撮れるテクニックは4つあるのでそれを当シリーズでお伝えしていきます。

今回はその1つ目として「広めの構図で撮影する。」というテクニックです。

広めの構図で撮影する方法は2通りあります。1つ目は、少しでも下がった位置から撮影することです。2つ目は、焦点距離の短い広角のレンズを使うことです。
とりわけスマートフォンの場合は、広角レンズとまでいかない標準レンズでの焦点距離が使われることがほとんどですので、1つ目の少しでも下がった位置から撮影することが最も重要なポイントになります。

そこでiPhoneで撮影した悪い撮影事例をまずはご覧ください。

 
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田岡 信樹
アーキフォト株式会社

建築写真家・工務店プロデューサー 田岡 信樹 アーキフォト 株式会社 代表取締役 一般社団法人 日本建築プロデュース協会 代表理事 芝浦工業大学工学部建築工学科卒。ミサワホーム株式会社に技術入社。その後、住宅・店舗建築の工務店で住宅建築プロデュース活動を開始。1999年に工務店による「建築家で建てる家」のプロデュース事業を開始。住宅建築業界での先駆けとなる。 その後、建築会社で営業部長、経営企画室長を歴任、集客プロモーション活動の上で「デジタル写真撮影」の活用方法と重要性を早くから実践し推奨する。2006年建築写真のデジタル撮影に特化したアーキフォトを創業、集客できる建築写真への造詣を深め、自ら写真家としてのスキルを磨き、200社を超える建築会社、建築関連会社から直接の撮影依頼をこなす等、年間の撮影件数は300件を超える。 2013年には建築プロデュース概念の確立と普及促進支援を目指して一般社団法人日本建築プロデュース協会を設立、代表理事に就任。各種セミナー、講座を通じて建築プロデューサー資格者等の人材育成に力を注いでいる。 また、自ら運営するFacebookページは現在、約66万いいね!数を誇り、Facebook日本人写真家ランキングでは全国1位のファン数を誇る。 2015年電子書籍による建築写真集「一生に一度は行きたい日本の名建築」シリーズを世界13ヶ国に同時リリース、日本の建築を海外にも広く紹介している。

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