共通の建具枠で描く、調和と自由が共存する空間

ビルダーD社

背景

「注文住宅を中心に、省エネ・快適性能にこだわったビルダー」として、地元で評判のD社。施主の希望に丁寧に耳を傾け、その上でプロならではの提案を付け加えることを強みにしていたD社であったが、今回の案件には頭を悩ませていた。

家具は決まっているので、それに合わせて設計して欲しいと言われ…

インテリアへの関心が高い施主夫婦から「置きたい家具は決まっているので、それに合わせた住まいを設計して欲しい」と言われ、具体的な家具の配置を含めた提案を依頼されました。頂いたリストには家具や雑貨など、選び抜かれ様々なアイテムがリビングや寝室、エントランスといった場所ごとにまとめられていました。

それは、ご夫婦それぞれの好みによりリビングと寝室でテイストが異なっており、家全体の統一感をどうまとめていくか…工夫が求められる内容でした。

また、施主からは「天然木のダイニグテーブルなど木の風合いにこだわっている為、ドアなどの建材についても木質が良い」とも言われました。

しかし、家具や雑貨が多いリビングだったので、ドアに圧迫感があると少し閉鎖的な印象が出てきてしまいます。施主の様々な希望に応えつつ「更に満足頂ける提案」が出来ないかと、メーカーのホームページやカタログをめくる日々が続いていました。

課題のポイント
  • ご夫婦で好みが異なっており、部屋毎にテイストが異なっている。
  • インテリアにこだわりが強いからこそ、家具や雑貨が多くなってしまう。
  • 空間を創る側としては、施主の要望に応えつつも暮らし心地を意識した提案がしたい。
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