- YKK APのFRAMEⅡ(フレームⅡ)は、インナーガレージの有効開口を大きくしつつ耐震性能を確保
- 耐震等級3を実現。第3者による評価を受けているので安心して設計に組み込める
- 従来の耐力壁(筋交いや構造用合板)と同様に設計できる
- 3階建てなので、もともと許容応力度計算(構造計算)は必要なので追加の構造計算費用はかからない
手間やコストもそのままに、耐震と大開口を両立
N氏は、似たような施工事例はないかとネットで調べていると、インナーガレージ部は有効開口が狭くなる耐力壁ではなく、フレームⅡで補強することができるという動画をA-PLUGで発見。耐震フレーム「フレームⅡ」を採用し、耐震性能を確保しながらインナーガレージの有効開口をなるべく大きくとるという事例見つけたのです。

耐震フレーム「フレームⅡ」
N氏は、見つけるやいなやフレームⅡを使う方法を設計部と話し合い、YKK APの担当者に相談しました。何度か打ち合わせを重ね、新たなプランを作成しました。
このときN氏は、許容応力度計算(構造計算)の費用は、これまで行ってきた3階建ての許容応力度計算(構造計算)と変わらないということを知りました。さらに、耐震等級3になると、地震保険の保険料も割安になることが分りました。「設計料が追加でかからないことや、保険料がお得になることをお施主様にお伝えしたら、喜んでもらえてホッとしました」(N氏)

都市型狭小3階建て フレームⅡ耐震等級3プラン 平面図
フレームⅡを採用したことで、インナーガレージの有効開口を大きくすることができた新プランを施主に再提案したところ、大開口と高耐震を実現し、許容応力度計算(構造計算)に対する追加コストもかからないという内容に、施主も納得!N氏の悩みは解決したのです。
今回、フレームⅡを採用するために、YKK APの担当者と打ち合わせを重ねたというN氏。最近のお客様の傾向や、それに対応した新商品などを知るきっかけにもなりました。今後は、YKK APが発信する情報をもっとキャッチしていこうと感じたそうです。
後日談
「今回の課題に直面したおかげで、お客様の地震に対する意識、建材の改良のことなど、改めて知ることができたと思います。お客様にも喜んでいただけて良かったです。解決策を調べると、きちんと見つかるものですね!フレームⅡは手間をかけず耐震性能を確保できるので、ガレージとは違う所でも採用してみたいです」(N氏)