吹き抜けのある大空間でも大丈夫! 窓性能を上げて温熱環境を整える策

工務店 W社

背景

2022年春、ついに断熱等級5・6・7が新設された。地球規模で、環境との共生や対策が求められているからだ。日常生活においても電気自動車やエコバッグが当たり前になってきており、施主の環境に対する意識が高まる中、大家族から二世帯住宅の新築の依頼がきた。「環境に配慮しながらも、暑さ寒さに対応できる家づくりをしたい」との相談に、営業のU氏は解決策を考えていた。

こんな住まいはもう嫌だ!快適空間で暮らしたい

施主は、ご夫婦とお子さん3人の一家。子どもたちの道具やリモートワークの時間も増え、いよいよ手狭になってきた賃貸アパートを卒業し、二世帯住宅を建てて両親との同居を考えていました。

賃貸アパートでは、アルミサッシの窓の結露やカビ、冷んやり感といった悩み、北側の個室は暗くて寒くて物置化してしまっていた、等、住まいへのストレスを抱えていました。

結露した窓

結露した窓(アルミサッシの窓)

アルミ窓で寒い部屋

U氏がヒアリングした施主の要望は、下記のようなものがありました。
・新しい家は、吹き抜けにリビング階段をつくりたい
・エアコンの効きが悪くならないようにして、足元も寒くないようにしたい
・窓際にソファーを置いて広々としたリビングにしたい
・両親の健康面も考慮したいので、ヒートショック対策もお願いしたい…….

U氏は、施主のアパート住まいから開放されたいという思いを受け止めていました。
今の暮らしに対する不満が大きくなると、新しい家への希望は一層強くなります。
なんとかしたいが、これまでの設計・施工で大丈夫だろうかと少々不安になっていました。

課題のポイント
  • 吹き抜けとリビング階段をつくりたい
  • 家全体の温度を一定にしたい
  • 窓の結露をなくし、窓際にソファーを置きたい
  • ヒートショックを予防したい
家づくりのノウハウ満載!

A-PLUGは、YKK APが発信する家づくりのプロのための情報サイトです。

会員登録はこちら

会員登録済みの方はこちらからログイン
お役立ちツールまとめ
※こちらは、家づくりのプロのためのWebメディア「A-PLUG」への会員登録が必要となります