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 - No.923


第32回 フィンランド住宅のインテリアトレンド|ハウジングフェア2019(その1)


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北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

 - No.923

 
S1200x600 %e5%8c%97%e6%ac%a7%e4%bd%8f%e5%ae%85%e4%ba%8b%e6%83%85 32 renew©Olli Bergフィンランド、ヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。photo: Olli Bergハウジングフェアとは2020年8月3日-30日、フィンランドのトゥースラでハウジングフェアが開催されました。トゥースラはヘルシンキから北30kmにある、人口約4万人の町です。ヘルシンキ中央駅から電車で約30分と、ヘルシンキへの通勤圏内です。ハウジングフェアとは大規模な住宅博覧会で、年に一度フィンランド各地で場所を替えて開催されています。第1回は50年前の1970年にここトゥースラで開催されました。トゥースラで開催されるのは今回で3回目です。日本の住宅展示場に似ているのですが、一般公開は夏の一か月のみで、ハウジングフェア終了後入居者はすぐに移り住みます。ほとんどの住宅では、すでに住む家族が決まっています。展示用の会場ではなく実際住む住宅地で、公園等も整備されています。出典:https://vanha.asuntomessut.fi/tulevat-messut/tuusula-2020/tuusulan-messualue/こちらが会場の案内図です。今年は41の建物がありました。(1-41) ほとんどが2階建の戸建住宅で、集合住宅もありました。また高齢者が住む住宅と保育園もあり、中庭を共有して建てられていました。(35-37) 残念ながらここは一般公開されていませんでした。 photo: Olli Berg公園もあり、利用することができます。子供連れで来るお客さんにもいいですね。オレンジの遊具が目を引きます。photo: Olli Berg中央のブランコはフィンランドでよく見るタイプです。一番右に見える建物 ..
 
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大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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