今の時代を一言で言うと、ボストンコンサルティング シニア・アドバイザー御立尚資氏によると、工業化社会の終わりとデジタル社会が共存しているとのことです。私たちは、20世紀の考え方のままでいませんか。考える事を放棄していませんか。時代は、刻々と変わっています。20世紀と同じようにでは、うまくいきません。デジタル社会をフラットな眼で見ると、携帯電話やパソコンから情報を得ることが出来るようになりました。又、その情報を元に、ものを購入したり、予約したり、どんどんとデジタル社会は、個人の行動と結びついていきます。キャッシュレス化が進んでいます。翻って、建築業界、建築材料メーカーにとっても、デジタル社会の移行は重要な課題です。又、人々のくらしを全体的に捉えてみると、すっかり様変わりしてきました。人口減社会に突入し、日本全体の空き家率は、13.5%です。それは京都府全体の家が、全て空き家という事実です。また、家族、親戚を見回すとどこかに空き家がある状態です。その中で、家を建てることは、完全に売り手市場から買い手市場に変わったといえます。家族にとって、家を建てるという事の意味も変わってきました。高級車や、住宅などの眼に見えて認識出来る「社会的地位」ではあるステイタスシンボルより、それぞれの家族にとってよりカスタマイズされたくらしのためのツールになってきました。専業主婦がへり、共働きが当たり前になっていくと、実は住宅、エクステリアに望まれるニーズも様変わりしていきます。私たちは、その見えないニーズを掴まえきれているのでしょうか。その視点で、私たちの仕事を素直に見直してみると、今までのしがらみを捨て、考えるべき課題が多々あります。エクステリアを提案するということは、実はオーナーの家族のくらしを提案す ..A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
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