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2019/02/26 08:29 - No.413


第2回 「北海道の家」計画概要について


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築38年の中古戸建て住宅が新築よりも暖かく、強い! リノベでLCCM住宅相当を実現。「北海道の家」
伊藤 菜衣子

2019/02/26 08:29 - No.413

 
S1200x600  %e6%8a%95%e7%a8%bf%e7%94%bb%e5%83%8f %e7%ac%ac%ef%bc%92%e5%9b%9e %e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93 YKK APと全国の性能向上リノベーションの先駆者がコラボレーションするこの企画。今回のケースはお施主さんがいらっしゃる初めての事例となりました。コストの兼ね合いから、夢のマイホームはリノベーションで検討していたという住まい手ご夫婦は、インターネットなどでリサーチを重ね、数件訪ねたうちのひとつがアルティザン建築工房だったそうです。この物件があるのは札幌の中心部から車で20〜30分の閑静な住宅地です。築30〜40年のリフォームでサイディングを施し、屋根は四角い無落雪タイプの建物が多く立ち並んでいるエリアでした。電車の駅からは距離があるものの、奥様の職場の近く、徒歩圏に大型商用施設があること、保育園など子育ての環境が良いことが決め手だったそうです。かなりダメージがあり天井も低く古めかしい印象犬のブリーディングをしていたというこの物件は、通常の築38年の家と比べても内装の劣化が激しく、普通ならば敬遠してしまいそうな状態です。けれど、これまで200軒以上のリノベーションを手がけてきたアルティザン建築工房の新谷社長は「いずれにせよスケルトンにするので、大した問題ではなかった」と言います。それよりも、中古物件ならではの、床面積に余裕がある(127.57㎡)ことで、お施主さんの要望が叶えやすい物件だと感じたそうです。今回のお施主さんは「こんな家に住みたい」という理想がたくさんあり、自分の好みをよくわかっていたため、プランニングはスムーズに続きました。リノベーションに限らず予算や建物の制約はあるものです。全部は叶えられないものの、好みが把握できているので代替案の提案もしながらプランをつくっていったそうです。部屋ごとに区切られ、開放感とは無縁な空間だった気象条件が厳しい北海道で住まい手がのびのび ..
 
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伊藤 菜衣子
暮らしかた冒険家

暮らしかた冒険家/クリエイティブディレクター 「未来の“ふつう”を今つくる」をモットーに活動中。あらゆることを実現するためにSNSを駆使し、未来の暮らしを手繰り寄せていく様を、坂本龍一氏は「君たちの暮らしはアートだ」と評す。2014年、札幌国際芸術祭参加。2017年、初監督作品映画「別れかた暮らしかた」を発表。編集と執筆を手がけた「あたらしい家づくりの教科書」「これからのリノベーション 断熱・気密編」など。現在は札幌で築30年の性能向上リノベーション済( Ua値0.26W/(㎡・K) )の戸建に住んでいる。

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