一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
今回より、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いのか?」をテーマにお届けしてまいります。
今回のお題は「戸建リノベーションとは?」ということです。
結論から言いますと、戸建リノベーションとリフォームという言葉は同じように使われていますが、根本的なものが違います。
リフォームは、現状復旧や修復工事になります。元々あったものを元に戻すというのがこのリフォームということになります。
戸建リノベーションは、建て替えではなくて、今の家を大規模に工事を行うことで、性能と耐震、機能と快適さ、こういうものを新築より向上させる、良くするという工事になります。
また、近頃はアトピーや喘息などの健康対策も考えた戸建リノベーションというものが流行っています。
付加価値を高めた住宅に生まれ変わらせることを「戸建リノベーション」というわけです。
今の家を、このように骨の状態にして、元々あった材料を再利用した新築というような内容になってきます。
同義語としましては、大規模改修工事、ストック住宅、スケルトンリフォーム、全面リフォームなどという言葉がよく使われています。
絵で見るとこういうことですね。
元々あった壁を全部剥いで、まあ床も全部剥がすわけですけど、骨の状態になります。それで基礎・土台・梁・屋根をそのまま使うわけです。
要はそこにかかるお金を、性能とかサッシなどの住み心地に関するところにお金をまわしていくというのが戸建リノベーションということになります。
今回の課題は「戸建リノベーションとはなにか?」という内容でした。
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https://www.youtube.com/watch?v=xnqhOP6Ela4&feature=youtu.be