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2020/03/19 09:27 - No.732


第5回 ビジュアルは構図の勝負


S100x100 syuhitsu
インスタ・テクニック!
石川 新治

2020/03/19 09:27 - No.732

 
S1200x600 s1200x600  %e6%8a%95%e7%a8%bf%e7%94%bb%e5%83%8f%e7%ac%ac5%e5%9b%9e %e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%bf 構図の勝負とりあえず、知っておきたいプロカメラマンのテクニックを書いてきました。フォーカスや絞り、そして三脚を使うこと。でも、写真としての品質は、今やカメラ任せで十分であり、三脚は買えば済むことです。それほど、大した投資ではないはずです。そして基本中の基本が、垂直に撮ること。さらに、できれば平行に撮ること。それは知ってしまえば、それほど難しいことではないはずです。これが、プロカメラマンの基本ですが、プロでなくてもできることだと思います。さらに、プロが使っているシフトレンズのテクニック。これには相応の機材も必要ですし難しく感じます。でも、なるべく広く撮っておいて、後からトリミングをして保存すると考えれば、これだってそれほど難しいこととは思えません。そうであれば、誰が撮っても大差は無いはずなのですが、なぜかビジュアルには良し悪しがあります。感覚的でもあり感性的でもある、その違いはどこにあるのでしょうか。それは、構図の違いといって間違いないでしょう。そうです、ビジュアルは、構図の勝負なのです。デザインの基本勝負となる構図の質を高めるのには、何よりも経験が大事であるという人も多いでしょう。プロのカメラマンは、間違いなく多くの経験を積んで構図のテクニックを習得しています。でも、このポイントを簡単に説明するのも、さらには理解するのも難しく思えます。住宅のビジュアルというのは、3次元の空間を2次元で表現しようとしているものです。それは、グラフィックデザインのひとつといえます。グラフィックデザインであると考えれば、習わなくても最初からセンスでできる人もいます。さらにグラフィックデザインと割り切れば、じつは押さえておいた方が良い基本的なテクニックもあります。じつは、構図はこのグラフィックのテクニ ..
 
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石川 新治
一社)住まい文化研究会

明治大学工学部建築学科卒業。1981年ミサワホーム株式会社に入社。技術部設計から販社営業を経て、宣伝部マネージャーとして企画広報活動全般を経験。2007年、MISAWAinternational株式会社にて200年住宅「HABITA」を展開する。住宅の工法、技術、営業、マーケティング、商品化、デザイン、広報、住まい文化など、全般に精通。現在、一般社団法人住まい文化研究会代表理事として、機関紙「おうちのはなし」を発行し、全国の地域工務店の活動を支援している。主な著作に、「おうちのはなし」(経済界)、「地震に強い家づくりの教科書」(ダイアプレス)がある。

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