NEXT STAGEでは、住宅品質の安定と向上を目指して取り組みを実践し、成果を出しているビルダーを「優良ビルダー」と呼んでいます。優良ビルダーは「法的基準をただ守ればいい」「協力業者任せにする」というような現場管理をしていません。ビルダーと協力業者がともに品質向上をさせるという共通の目的意識を持ち、取り組みを行っています。当コラムでは、そんな優良ビルダーが実践している事例を紹介します。
「浴室・浴室廻り」工事のポイント
●浴室下空間の断熱施工床断熱工法で住宅を計画する場合は、浴室の床部も断熱が必要です。床裏面に断熱を施したユニットバスを使用する方法や基礎の立上り内面に断熱材を施し基礎断熱とする方法等があります。木造住宅工事仕様書の「フラット35Sにおける省エネルギー性に関する基準に係る仕様」においても浴室下空間の基準が定められており、優良ビルダーではこれに準じた基準で施工を行っていることが多いです。
●気密パッキンの隙間(床断熱工法で浴室部のみ基礎仕様の場合)土台下の気密パッキンに隙間が生じている施工の不備事例です。床下空間ではあるのですが、浴室下は、「屋内空間」扱いとなるため湿気や冷気の流入を防ぐために隙間が生じないようにしなければいけません。「誰でも知っていることだろう」と思う方も多いと思うのですが、知らずに施工している職人は結構いらっしゃいます。不備を根本的になくすためには、気密パッキンを使うことが目的ではなく、隙間を作らないことが目的であるというところから職人に対して認知させていくことが重要です。
●基礎天端の熱橋補強(床断熱工法で浴室部のみ基礎仕様の場合)土台と基礎立上り断熱材の間のコン ..
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1968年2月生まれ。1990年大阪学院大学経済学部卒業後、小堀住研(株)(現:(株)ヤマダホームズ)、
そして建材商社を経て、2006年に(株)NEXT STAGEを創業。
民間でいち早く第三者検査事業をスタートさせ関西を中心に普及させてきたが、本質的な技術者の人財化や
品質向上への仕組みにギャップを感じ、2013年には、業界初の施工品質監査ナレッジマネジメント体系を業界に提唱し、
「監査」という独自の手法を用いたPDCAサービスを展開する。
現在では全国8拠点、800社を超えるビルダーがサービスを導入し、2020年には建築技術に特化した
学習環境プラットフォーム事業を本格化させ、2021年8月より、これまで蓄積してきたテクニカルビックデータを駆使し、
誰もが参入できなかったデータ&アナリティクス事業を実現させ、これからの住宅価値を変えるエッセンシャルな建設DXを
推進する。