NEXT STAGEでは、住宅品質の安定と向上を目指して取り組みを実践し、成果を出しているビルダーを「優良ビルダー」と呼んでいます。優良ビルダーは「法的基準をただ守ればいい」「協力業者任せにする」というような現場管理をしていません。ビルダーと協力業者がともに品質向上をさせるという共通の目的意識を持ち、取り組みを行っています。当コラムでは、そんな優良ビルダーが実践している事例を紹介します。
「浴室・浴室廻り」工事のポイント
●浴室下空間の断熱施工床断熱工法で住宅を計画する場合は、浴室の床部も断熱が必要です。床裏面に断熱を施したユニットバスを使用する方法や基礎の立上り内面に断熱材を施し基礎断熱とする方法等があります。木造住宅工事仕様書の「フラット35Sにおける省エネルギー性に関する基準に係る仕様」においても浴室下空間の基準が定められており、優良ビルダーではこれに準じた基準で施工を行っていることが多いです。
●気密パッキンの隙間(床断熱工法で浴室部のみ基礎仕様の場合)土台下の気密パッキンに隙間が生じている施工の不備事例です。床下空間ではあるのですが、浴室下は、「屋内空間」扱いとなるため湿気や冷気の流入を防ぐために隙間が生じないようにしなければいけません。「誰でも知っていることだろう」と思う方も多いと思うのですが、知らずに施工している職人は結構いらっしゃいます。不備を根本的になくすためには、気密パッキンを使うことが目的ではなく、隙間を作らないことが目的であるというところから職人に対して認知させていくことが重要です。
●基礎天端の熱橋補強(床断熱工法で浴室部のみ基礎仕様の場合)土台と基礎立上り断熱材の間のコン ..A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
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