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2021/10/12 08:00 - No.1091


第18回 外皮編「気密性能について(1)」


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省エネのキホン
堤 太郎

2021/10/12 08:00 - No.1091

 
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引き続き「外皮について」というテーマで「省エネのキホン」的考察を進めたいと思います。今回からは「住宅の気密性能」に関する内容を始めます。(前回記事は こちら

■「気密性能」を取り巻く今の状況


今回は、まず「あるデータ」を並べてみます。

これを書いている2021年9月19日現在、多くの皆さんも利用されているであろうインターネット検索やSNSで投稿されているコメント等をみると・・・

機械系であったり、科学系であったり、マスク関係であったりと、それこそさまざまなジャンルの情報が出てきます。
その中から、住宅に関する内容を、下記(1)~(24)の通りピックアップしてみました。

(1)家を新たに建てるのであれば、断熱・気密・耐震にこだわりたい
(2)建築グレードとして、G2、C値0.5、耐震3は最低ラインとしたい
(3)デザインが良い、趣味性が合うなどの価値観で会社を選びたい
(4)G2でC値0.5を普通とするべきではないか
(5)測定結果によるとC値は0.1*とのことだが、それは妥当なのか知りたい

 
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堤 太郎
一般社団法人 みんなの住宅研究所

一般社団法人 みんなの住宅研究所 代表理事/株式会社 M's構造設計所属。一級建築士、CASBEE戸建評価員、BISほか。1966年奈良県生まれ。1990年摂南大学工学部建築学科卒業。関西商圏のビルダーに27年勤務し、主に2x4工法(枠組壁工法)の戸建住宅設計に携わる。2013年にドイツのフライブルクをはじめとした各地の研究機関・企業等をツアー視察した後、ATC輸入住宅促進センター(大阪市)主催の省エネ住宅セミナーにて、企画のアドバイスやパネルディスカッションのコーディネーターとして複数参加。2018年にM’s構造設計に参加、「構造塾」講師や「省エネ塾」の主催、個別コンサルタント等を行っている。

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