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2016/11/16 18:37 - No.6


第1回 いまどきの省エネルギー住宅入門 〜ゼロから学ぶZEHのイロハ〜 ZEH登録・申請編① ZEHの概要


ゼロから学ぶ ZEHの教科書
大菅 力

2016/11/16 18:37 - No.6

 
6.8kWの太陽光発電を載せたZEHの屋根。千葉県長生郡の菅沼建築設計が手掛けたZEH第1号だ昨今、「省エネ」が再び家づくりのキーワードになってきている。そこで、本連載では、ZEH化を中心とした省エネルギー住宅の設計施工のポイントを伝えていく。まずはZEH登録や申請のポイントについて、何回かに分けて伝えていくZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅の給湯や空調、照明、換気のエネルギー消費量と太陽光発電などによる「創エネ」を差し引きして、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロまたはマイナスとなる住宅のこと。ZEH基準では、下表のように外皮性能を優先し、2013年省エネルギー基準以上の性能を求めている。こうした高性能な外皮に高効率設備を組み合わせ、省エネルギー基準で定める基準一次エネルギー消費量を20%以上削減し、その上で創エネ設備により基準一次エネルギー消費量の100%以上の削減を求めている。ZEH/ Nearly ZEHの要件: 以下①~④の全てに適合した住宅① 強化外皮基準(下表参照)② 基準一次エネルギー消費量を2013年基準より20%以上削減③ 再生可能エネルギー導入(太陽光発電、エネファーム)④ ①~③により基準一次エネルギー消費量から100%削減(Nearly ZEHは75%以上100%)ZEH区分別の強化外皮基準UA値http://www.ykkap.co.jp/law/supportguide/zeh/index2.htmlZEH基準を満たすには、一定量の太陽光発電を設置する屋根や庭が必要になる。狭小敷地の住宅などでは物理的に不可能なので、創エネを加えた削減率を75%以上100%未満に抑えた「Nearly ZEH」の性能基準も設けている。■1 ..
 
大菅 力
フリーランス

1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部中退後、木材業界雑誌の出版社を経て1994年株式会社建築知識(現 株式会社エクスナレッジ)入社。月刊「建築知識」、季刊「iA」などの建築、インテリア専門誌の編集長を務める。2010年退社。 現在フリーランスとして、季刊「リノベーションジャーナル」(新建新聞社刊)の編集長を務める。主な著作に「リフォーム 見積り+工事管理マニュアル」(建築資料研究社)、「世界で一番やさしい仕上材(内装編)」(エクスナレッジ)、「心地よい住まいの間取りがわかる本」(エクスナレッジ)などがある。

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