かかりつけの医者昔のことですが、ちょっと体調を崩して近所の内科医に行った時のことです。壁に貼ってあった、読売新聞の記事が目にとまりました。そのスクラップも、すでに黄ばんでいたので、おそらくもっと昔の記事なのかもしれません。書かれていたのは、アンケート調査による、どんな「かかりつけ医」が良いのかという話です。「これは何かに役立つ!」とメモしておきました。詳しい数値は記されていませんでしたが、4つの条件が書かれていました。【かかりつけ医の条件】● 近いこと● 説明が丁寧であること● どんな相談もできること● 腕が良いこと最初の感覚は、そうか、腕が良いことは4番目でも良いことなのかということです。意外といえば、意外です。でも、考えてみれば、患者は体調が悪いだけで、どんな病気かわかって医者にかかるわけではありません。万能の医者でもない限り、なんでも治せる医者などいるはずもありません。腕が良いことは、かかりつけの医者には強く求められていないということです。とはいっても、4番目には入るのです。患者は辛い思いをして、医者の下に行くのですから、やっぱり「ヘボ」であっては困ります。医療の問題それにしても、ひとたび医者にかかろうとすると、病院では患者さんの列もあり、時間もかかって大変です。総合病院や大学病院は特に多く、辛い症状も相まって、延々と待たされる気がします。誰だって、辛い病は最短で治して欲しいと思うものです。そこで、「かかりつけ医」という制度をつくり、紹介がないと総合病院での診察・治療ができないような仕組みができています。紹介もなく総合病院に行くと、医療費も高くなります。それはつまり、医療界はできる限り「かかりつけ医」を使うことを推奨しているということです。そして、主に内科医が中心となっ ..
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