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2024/05/08 09:00 - No.1397


第46回 能登半島地震現地調査(第2報)石川県輪島市、珠洲市、七尾市


「構造塾」佐藤実氏の『本当にヤバイ木構造の話 ~これからの木造住宅の耐震性能』
佐藤 実

2024/05/08 09:00 - No.1397

 


2024年1月1日に発生した能登半島地震は連日報道されている通り、広範にわたり大きな被害が出ています。この度、石川県輪島市、珠洲市、七尾市の現地調査に行ってきましたので、能登半島地震現地調査 第2報として状況報告をいたします。



2024年2月28日 石川県輪島市門前町現地調査

2024年2月28日に能登半島の輪島市へ現地調査に行ってきました。輪島市へは金沢駅から車で約3時間半、途中、土砂崩れ、道路崩壊、建物倒壊が多数見られました。能登半島の先端、珠洲市まで被害が続くことを考えると、能登半島地震の被害が広範囲であることがわかると思います。


輪島市門前町は、2007年の能登半島地震で震度6強に襲われた地域で、2007年の能登半島地震でダメージを受けていた木造住宅が今回の地震でとどめを刺されるように倒壊しているようです。

 
佐藤 実
株式会社M's(エムズ)構造設計

1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。㈱佐藤住建を経て、2006年㈱M’s構造設計設立、現在に至る。2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催。著書に、最高に楽しい木構造入門(エクスナレッジ)、楽しく分かる!木構造入門(エクスナレッジ)がある。

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