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2019/02/12 10:27 - No.390


第6回 熊本地震その後、益城町のいま2019年


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「構造塾」佐藤実氏の『本当にヤバイ木構造の話 ~これからの木造住宅の耐震性能』
佐藤 実

2019/02/12 10:27 - No.390

 



地震被害について考えてみる・・・


人間以外の生き物は、地震で命を落とすことは少ないのではないでしょうか。土砂災害や津波に巻き込まれる生き物はいるでしょうが、人間ほどの被害はでないと思います。
人間は、建物倒壊で命を落とす。これはまさに人災です・・・。


熊本地震

2016年4月に発生した熊本地震は、震度7が連続で発生した大地震です。4月14日にマグニチュード6.5 最大震度7の前震、4月16日にマグニチュード7.3 最大震度7の本震が発生しました。平成30年10月15日現在、死者272名、負傷者2,808名、建物全壊8,668棟、半壊34,720棟、一部破損162,562棟の甚大な被害をもたらしました(気象庁HPより)。


Googleマップより


古い木造住宅の倒壊被害



築年数の新しい木造住宅の倒壊被害



益城町のいま2019年



 いまの益城町を見てわかる通り、地震で倒壊した建物は解体され更地になっています。益城町の多くは更地になり、人が住んでいません。夜は街灯がない部分が多く、暗闇となります。
 大震災で町がなくなる・・、こんな印象を受けました。

 建築士が耐震性能をおろそかにし、耐震性能不足の木造住宅を建てることにより、大地震で倒壊被害が後を絶たず、いずれ町はなくなります。
 建築士の責任を強く感じました。







第1回:どうして「構造」って難しいの?
第2回:なぜ、構造計算をしないでいられるのか
第3回:
「経験と勘」では木造住宅は安全にも快適にもならない
第4回:構造計算できない人に「経験と勘」はない!
第5回:
荷重に対する感覚が重要 雪の重さは半端ない!
第6回:熊本地震その後、益城町のいま2019年
第7回:四号特例について考えてみる
第8回
四号特例について考えてみる その2
第9回:木造住宅の構造安全性確認方法について
第10回:
四号建築物の仕様規定
第11回:四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その1
第12回:四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その2
第13回:
四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その3
第14回:四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その4
第15回:
四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その5
第16回:
四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その6
第17回:四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その7
第18回:四号建築物の仕様規定 8項目の仕様ルール その8
第19回:自然災害について考える


 
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佐藤 実さん
株式会社M's(エムズ)構造設計

1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。㈱佐藤住建を経て、2006年㈱M’s構造設計設立、現在に至る。2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催。著書に、最高に楽しい木構造入門(エクスナレッジ)、楽しく分かる!木構造入門(エクスナレッジ)がある。

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