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2024/03/01 15:00 - No.1378


第45回 能登半島地震現地調査(第1報)石川県輪島市


「構造塾」佐藤実氏の『本当にヤバイ木構造の話 ~これからの木造住宅の耐震性能』
佐藤 実

2024/03/01 15:00 - No.1378

 


2024年1月1日に発生した能登半島地震は連日報道されている通り、広範ににわたり大きな被害が出ています。この度、石川県輪島市の現地調査に行ってきましたので、能登半島地震現地調査 第1報として状況報告をいたします。



2024年1月31日 石川県輪島市現地調査

2024年1月31日に能登半島の輪島市へ現地調査に行ってきました。輪島市へは金沢駅から車で約3時間半、途中、土砂崩れ、道路崩壊、建物倒壊が多数見られました。能登半島の先端、珠洲市まで被害が続くことを考えると、能登半島地震の被害範囲が広範囲であることがわかると思います。



2016年に発生した熊本地震と比較してみました。


熊本地震で大きな被害が出た益城町と、能登半島地震の被害範囲を同じスケールで比較すると、能登半島地震の被害範囲の大きさが見えてきます。

 
佐藤 実
株式会社M's(エムズ)構造設計

1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。㈱佐藤住建を経て、2006年㈱M’s構造設計設立、現在に至る。2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催。著書に、最高に楽しい木構造入門(エクスナレッジ)、楽しく分かる!木構造入門(エクスナレッジ)がある。

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