第1回で大きく保険の種類について分類しましたが、今回はその中でも「生命保険」について見ていきます。前回お伝えしたように、日本人は世界で比較してみると生命保険に「入りたがる」国であり、月々の保険料支払が家計を圧迫しているケースも良く見受けられます。そもそも生命保険にどのような種類があって、どの辺りが見直しのポイントになるのか?そして、実際に相談対応したお客様の実例を元に、どのように保険の話しを進めればいいか、考えていきましょう。◆生命保険の種類生命保険の分類の仕方にもいくつかの切り口がありますが、ここではまず生命保険に加入する目的によって、「リスクに備える保険」と「貯蓄を目的とした保険」の2種類に分類することにします。そして、「リスクに備える保険」については、さらにそのリスクの種類によって、死亡リスクに備える保険→「死亡保険」、病気に備える保険→「医療保険」、将来の介護に備える保険→「介護保険」と大きく3つに分けることができます。「貯蓄を目的とした保険」については、一般的には、銀行の積立預金に預けるように、支払った保険料に一定の利回りがついて将来満期金として受け取れる上に、積立の途中で保険に加入した人が万一死亡した場合には、積み立てるはずだったお金を保険金として受け取ることができる、というものです。ここから更に死亡保険は定期死亡保険、終身死亡保険、、、医療保険は、終身医療保険、ガン保険、、、などと細かく分かれていくことになります。まずは上記2つの観点、「何を目的とした保険なのか?」「どんなリスクに備えている保険なのか?」という観点で整理するとわかりやすいと思います。◆住宅ローンを組む際に見直しが考えられる保険は?上記のように、生命保険と言っても非常に多数の種類があるのですが、住宅 ..
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