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2018/02/08 11:36 - No.179


第5回 本当にいい家を求めて──家を立派に見せるコツ


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がんばれ!地域の工務店(工務店とエリアマーケティング)
石川 新治

2018/02/08 11:36 - No.179

 
いい家ってなんでしょう? いい家といえば、今の時代であれば、夏涼しくて冬温かい家という答えが、真っ先に聞こえてきます。そして、それが間違いであるという人は、誰もいないと思います。 高断熱高気密の家は、無駄なエネルギー消費を抑え地球環境に貢献するだけではなく、住んでいる人の健康のためにも良く、おそらく長生きできる家にもなります。そのために燃費を計算して、性能として家の評価を定めようともします。 でも、家は文明半分、文化半分です。性能や技術という文明的な尺度の他にも、文化的、精神的な価値があるはずです。性能だけが良くても、町並みの中に残しておきたいと思うような家でなければ、日本の家はいずれ味気ないものになってしまいそうです。 逆に、伝統的建造物保存地区のように、保存して守ろうとする家は、多少性能が落ちても価値があると認めているからこそ、残されているものです。  たとえば、性能のことだけを考えたら、熱が逃げる窓は小さくするに越したことはありません。耐震性能だって、最終的には壁の量で決まります。壁を多くすることです。 でも、日本の伝統的な住居には、掃出し窓が並び壁が少ない家です。そのまま解釈すれば、日本の家はいい家ではなくなってしまいます。もしくは壁のように断熱性の高い窓を作らなければ実現できません。 文化的な側面から、もう少しいい家のことを考えてみましょう。 「高級な家」のイメージを教えてください 以前、「高級な家」というイメージを調査したことがあります。95%以上の人が、「高級」であることを良いイメージとして捉えています。その意味では、いい家を表す尺度にもなっているはずです。 では「高級な家」とは、どのような家なのでしょうか。 大手の広告代理店も、こぞって調査をしてくれました。その ..
 
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石川 新治さん
一社)住まい文化研究会

明治大学工学部建築学科卒業。1981年ミサワホーム株式会社に入社。技術部設計から販社営業を経て、宣伝部マネージャーとして企画広報活動全般を経験。2007年、MISAWAinternational株式会社にて200年住宅「HABITA」を展開する。住宅の工法、技術、営業、マーケティング、商品化、デザイン、広報、住まい文化など、全般に精通。現在、一般社団法人住まい文化研究会代表理事として、機関紙「おうちのはなし」を発行し、全国の地域工務店の活動を支援している。主な著作に、「おうちのはなし」(経済界)、「地震に強い家づくりの教科書」(ダイアプレス)がある。

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