A-PLUGのご利用には会員登録が必要です
すでに会員の方はログインください

2025/03/31 11:00 - No.1476


第40回 設備編「番外編:床下専用エアコンの視察報告」


省エネのキホン
堤 太郎

2025/03/31 11:00 - No.1476

 


今回はタイトルにもありますように番外編として、換気システムと床下専用エアコンを組み合わせたシステムの視察報告と、床下エアコンの現状に対する考察をお届けいたします。
※2025.2.19現在の視察内容
※2025.3.31記事を一部変更


■24時間全熱交換型換気システム
 +家庭用エアコン2台

釿始(ちょうなはじめ)という住宅実務者の有志団体向けに、某換気システムメーカー主催の「全館空調勉強会」が開催されるということで、お邪魔してきました。
<参考>「釿始」Facebook
https://www.facebook.com/groups/650421357291353

会場である研究施設(大阪府東大阪市)に到着すると、住宅街の中に普通に一戸建て住宅として建てられているのに驚きましたが、逆に各種条件を測定する実証実験をするには1番説得力がありますね。

ちなみに一度の改修を経た現在の物件概要は、
・延床面積:100.19㎡(1階55.48㎡、2階44.71㎡)
・UA値:0.33W/㎡・K
・C値:0.2㎠/㎡
という、現実的な規模かつ不足の無い性能です。

 
堤 太郎
一般社団法人 みんなの住宅研究所

一般社団法人 みんなの住宅研究所 代表理事/株式会社 M's構造設計所属。一級建築士、CASBEE戸建評価員、BISほか。1966年奈良県生まれ。1990年摂南大学工学部建築学科卒業。関西商圏のビルダーに27年勤務し、主に2x4工法(枠組壁工法)の戸建住宅設計に携わる。2013年にドイツのフライブルクをはじめとした各地の研究機関・企業等をツアー視察した後、ATC輸入住宅促進センター(大阪市)主催の省エネ住宅セミナーにて、企画のアドバイスやパネルディスカッションのコーディネーターとして複数参加。2018年にM’s構造設計に参加、「構造塾」講師や「省エネ塾」の主催、個別コンサルタント等を行っている。

業務にあわせて効率UPができる
ツールをご提供!

お知らせ

イベント・セミナー全て見る>