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2025/07/29 12:00 - No.1502


第42回 設備編「換気システムについて(4)」


省エネのキホン
堤 太郎

2025/07/29 12:00 - No.1502

 


引き続き、換気システムについてのお話です。
「省エネのキホン」的な視点からの考察をお伝えしていく所存です。


■またもやP-Q曲線図で考える

前回、ダクト式の換気システムを計画する際にまず欠かせないのが「P-Q曲線図」だということで、基本的な概要をお伝えしました。

しかし一部より、「余計な情報が多いのでかえって分かりづらい」というお声をいただいたこともあり(性分として何かといろいろ付け足してしまうのがよくないのでしょう)、今回は振り返りも含めて、換気システムで一番重要な「風量」に着目して、なるべくシンプルに(笑)、お話させていただきます。

第41回で表した「P-Q曲線図」をシンプルに表した概要図をあらためて示します。

 
堤 太郎
一般社団法人 みんなの住宅研究所

一般社団法人 みんなの住宅研究所 代表理事/株式会社 M's構造設計所属。一級建築士、CASBEE戸建評価員、BISほか。1966年奈良県生まれ。1990年摂南大学工学部建築学科卒業。関西商圏のビルダーに27年勤務し、主に2x4工法(枠組壁工法)の戸建住宅設計に携わる。2013年にドイツのフライブルクをはじめとした各地の研究機関・企業等をツアー視察した後、ATC輸入住宅促進センター(大阪市)主催の省エネ住宅セミナーにて、企画のアドバイスやパネルディスカッションのコーディネーターとして複数参加。2018年にM’s構造設計に参加、「構造塾」講師や「省エネ塾」の主催、個別コンサルタント等を行っている。

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