
基礎梁の縦筋(せん断補強筋)は、主筋にフックを取り付けることが基本となります。建築基準法施行令第73条(鉄筋の継手及び定着)には、「鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、コンクリートから抜け出さないように定着しなければならない」とあります。この仕様規定により縦筋の端部にはフックが必要となります。
しかし、2025年4月の建築基準法改正により、小規模な木造住宅の場合、基礎梁の縦筋のフックについては、設計者に委ねられる状況になりましたが、構造安全性の観点から、フックまたは、同等の補強は必須と考えてください。
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