リフォーム会社でありながら不動産ビジネスに参入し、成功を収めたマエダハウジングの前田社長が自身の経験から成功、失敗をわけるポイントを徹底解説します。マエダハウジング 代表取締役 前田政登己氏聞き手 ラン・リグ 渡邉昇一氏(渡邉)早速なんですが、前田さん、平成5年に創業されて、不動産事業自体は平成19年からでしたっけ。(前田)そうですね。平成19年に参入を決めて実際に店を出したのが平成20年。(渡邉)そのなぜマエダハウジングさんが不動産事業に取り組み始めたのかといったあたりから伺いたいと思います。(前田)やはり大きく決断したのはリーマンショックだったんですけど、それまでにも肌感覚で確かに中古を買ってリフォームをしたいというのは増えているなあとは思っていました。ただ不動産は私全く縁がなくてですね、そもそも別次元というところはあったんですが、それまで自然素材の大型リフォームに力を入れていたんですけれど、それがぴたっと止まってしまったんです。で、実際よくよく見てみると、中古を買ってリフォームをしたいというのが増えている、その中であるお客様から聞いた話なんですが、中古住宅を買ってリフォームをして入居しました。その半年後にまたリフォームをしたいという相談に来られたんです。(渡邉)なるほど。(前田)それで「え、何故またリフォームするんですか」と聞いていくと、特に買うときに提案があまりなかった。内装をきれいにするとか、トイレとか洗面をきれいにする位あったんですが、その後雑誌とかホームページを見ていくと、いろいろなリノベーションの仕方があるんだと初めて知ったと。で、私が「不動産屋さんからそういう提案はなかったんですか」と聞くと「あまりなかった」と。こういう話を不動産業者さんにしていくと、「提案は ..
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