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2023/08/17 17:00 - No.1318


検討が進むにつれ情報入手先が変化|YKK APメディアレポート(クローズアップ Vol.39)


クローズアップ - YKK APメディアレポート -
A-PLUG 事務局

2023/08/17 17:00 - No.1318

 


YKK AP株式会社が発行する建築業界情報紙「メディアレポート」では、毎月様々な情報をお届け。「クローズアップ」記事では国や企業・シンクタンク等の最新の調査から見えてくる業界動向や住まい手の嗜好・傾向などをご紹介しています。その中で今回は「検討が進むにつれ情報入手先が変化」と題した記事をご紹介します。

今回ご紹介するのは「メディアレポート 2023.5」に掲載された記事です。冊子PDFは下記よりご覧ください。

⇒ 冊子PDFを閲覧する


検討が進むにつれ情報入手先が変化

初期は展示場やインターネット

絞り込み時は営業マンから


(一財)住宅生産振興財団/住宅展示場協議会が「総合住宅展示場来場者アンケート2022」の調査結果を公表した。

同調査は、全国33の総合展示場への来場者を対象としたもので、アンケート回収数は647票。世帯主年代は34歳以下の若年層が前年比2.7ポイント減の36.0%、49歳までの中年層と50歳以上の熟年層がそれぞれ同1ポイント前後増加し43.2%、20.8%であり、若年層が2年連続して減少した。平均世帯年収は804万円と過去10年の最高額を更新、2018年から5年連続の増加となった。また、平均建築費も前年から100万円増の2,769万円と過去最高。年代別では、若年層、中年層で同100万円以上増加し、それぞれ2,783万円、2,797万円となったが、熟年層は同33万円減少し2,673万円となっている。

同調査で興味深いのは、検討を進めるなかでの住宅情報を得るための利用媒体の変化だ。

住宅情報利用媒体は、「初期」及び「比較・検討段階」においては「住宅展示場」が最も高く66.5%を占める。次いで「初期段階」では「インターネットの掲示板やクチコミサイト」、「カタログ・パンフレット」が、また、「比較・検討段階」では「住宅会社の営業マン」、「ネット掲示板」が続く。一方、「絞り込み・選定段階」となると「営業マン」が49.7%と約半数を占めてトップとなり、次いで「住宅展示場」、「建築中現場」、「ネット掲示板」の順となった。同調査では、契約フェーズの進行に伴い、よりダイレクトな情報が求められている」と推察している。

一方、どのフェーズにおいても「ネット掲示板」が上位に入ってくるが、使われているSNSは「LINE」、「Instagram」、「Twitter」の順で多く、特に若年層ほど利用率が高い。SNSで知りたい情報は、住宅展示場SNSでは家づくりのための基本情報が、住宅会社・メーカーSNSでは住宅の詳細情報、個人のSNSでは家づくりの体験談・感想への関心が高くなっている。





[ご紹介]YKK AP 株式会社 発行「メディアレポート 2023.5


メディアレポート(2023.5)のPDFを閲覧したい方はコチラから

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