10人いれば、10通りのくらしの想いがある。さまざまなくらしの想いをかなえる空間をご提案します。今回は「みんなが集まる」をテーマに、あこがれのコトを具体化したプランをご紹介します。
◆活用例
「笑顔が増えるKAIDAN MAGIC」
〈プランデータ〉
●戸建
●ターゲット層 30〜40代
●あこがれのコト 「家族をつなぐリビング階段と吹き抜けにリモデル」
中学生と小学生の姉妹を持つ40代ご夫婦のリモデル事例です。お子さんたちが専用の部屋を欲しがったことをきっかけに、中古住宅を購入してリモデルすることになりました。そこで一番大事にしたのが、家族が自然に顔を合わせられる間取りにすること。そのため、LDKに玄関ホールの一部を取り込むようにし、階段をリビング内に取り込むことにしました。さらにキッチンの真上にあたる洋室をなくし吹き抜けにすることで、1階と2階の気配が伝わるように空間をデザイン。リモデル後は開放的なLDKを中心に、家族の会話がはずむ家となりました。
上下階に心地よいつながりをもたらすポイントとなっているのが室内窓。室内窓でゆるやかに間仕切りすることで、光と風、家族の気配が感じられる空間が生まれます。また、スリット階段をセレクトすることで、よりLDKが開放的になりました。
《使用商品》室内窓:ファミット室内窓(YKK AP)、階段:リビング階段[プレカット製品](DAIKEN)
家族がそれぞれLDKや2階にいても、無理なくコミュニケーションが取れる吹き抜け。この空間や間取りを最大限に活かすために、対面型でフラットなカウンターのキッチンを配置しました。
《使用商品》キッチン:ザ・クラッソ [スリム対面・フラット型] (TOTO)
リモデルポイント
BEFOREでは玄関から直接2階に行ける間取りでしたが、LDKを拡張することで階段をリビング内に取り込むことに。階段はスリットタイプの軽快なデザインを選び、理想的なリビング階段ができました。2階の個室は、廊下側におしゃれな室内窓を設けることで、インテリア性もアップし光や風の通り道の役割も果たします。明るさ、つながり、開放感にこだわり、家族のコミュニケーションが自然に生まれるリモデルとなりました。
「笑顔が増えるKAIDAN MAGIC」
詳しい情報はこちらでチェックしてください。
https://re-model.jp/10plan/collection/40/
年ごろのお子さんは、ただいまも言わずに部屋にまっすぐ行ってしまう、なんてこともありますが、それをリモデルで回避することもできます。今回の事例では、お子さんが帰ってきたら必ずLDKを通ることはもちろん、友達を連れて来たときも自然に挨拶ができるようになりました。リモデルの力で家族のコミュニケーションを作り出すことができ、自然に子どもの成長を見守れる家を生み出すこともできます。注意点としては、断熱性能が低い家でこのような提案をする際は、必ず断熱改修もセットで行うこと。その際には豊富なYKK APのラインナップを活かし、快適で開放的な住まいを提供しましょう。
「モノ(商品)起点ではなく、コト(あこがれのライフスタイル)起点の提案」。これができることは、お客様に選ばれるリモデル店代であり続けるための必須条件と言えます。お客様にあこがれの暮らしを実現していただくために、「十人十家」の各ツールをぜひご活用ください。
また、ご紹介していますコレクションムービーやイメージ画像等もお客様のご提案活動にご活用頂けますのでご利用ください。TDYリフォームサイトでは役立つ情報満載ですのでぜひ一度内容をご確認ください。
WEBサイト「YKK AP あこがれの暮らしを実現しよう!十人十家」
WEBカタログ「十人十家」
他にもいろいろなコンセプトをご用意しています。
▼当連載の他の回はこちら▼
あこがれの暮らしを理想のカタチにする、TDY「十人十家」活用術