《平成28年度「省エネ大賞」“資源エネルギー庁長官賞” 窓のリフォーム「かんたんマドリモ」が受賞》
(前回のおさらい)
「かんたんマドリモ」は、ストック住宅の窓の断熱化が課題となっている市場背景のなか、2016年4月に登場しました。キーワードは「高断熱」と「省施工」。APW430、APW330といったオール樹脂窓を中心とした商品ラインナップと、業界初のノンシールカバー工法が特徴でした。
さらに新提案!窓種、納まり対応幅がぐっとひろがりました
2016年4月の発売された後、「かんたんマドリモ」には数多くの要望が寄せられていました。同じシリーズでも新築用にはある窓種が、マドリモのラインナップに用意されていないことがあり「窓の種類を追加してほしい」という声や、「自由な連窓、段窓対応をできるようにしてほしい」といった声を、これまでいただいていました。そこで同年12月、「かんたんマドリモ」窓種の充実・連段窓対応を発売しました。
設定外窓種への対応
マドリモではセット品番の設定はありませんが、新築用でご用意している窓種を採用したい場合も一部窓種を除いて、対応ができるようになりました。「マドリモ用のジョイント枠」と、新築で設定している「新築用窓」を組み合わせることで対応可能です。その際、新設用窓は釘ヒレがついているため、現地にて釘ヒレの折り取りが必要になります。
これまでは設定のなかった「たてすべり出し窓+FIX窓 3連窓」や「両袖方引き窓」もご採用いただけるため、提案の幅も広がります。また、APW430シリーズ、APW 330シリーズ、APW 310シリーズはマニュアル通りに施工することで10年保証の対象にもなります。
現地連段窓への対応
一部窓種をのぞき、現地で自由に連段窓することが可能となります(施工方法は、上記の設定外窓種への対応と同様)。
現地連段窓への対応ができたことにより、提案の幅が広がりました。例えば、窓をダウンサイジングすることで、洗面所をリモデルしたのに窓だけ古いまま、窓際が寒い、使い勝手が悪いといった、残念リフォームを解消することができます。さらには、連窓・段窓の対応範囲拡大により、W=3000以上の大きな開口でもアルミ樹脂複合窓APW310の2連窓で納めることが可能となりました。
次回は、「窓リフォームで素敵なお部屋に! マドリモ施工事例」をご紹介します。
(つづく)
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