前号に引き続きソフトウェアの機能を見ていきます。サーモグラフィカメラは取得した対象物の温度情報に基づき、温度情報を可視化しますが、さまざまな表示方法が用意されています。サーモグラフィカメラで撮影した画像はカメラ及びソフトウェアのカラーパレットから任意の表示方法に切り替えることができます。様々な表示色がありますが、使用を定められたパレットというものはありません。初めて熱画像を見る方の場合はレインボーカラー(暑い、冷たいのイメージをつかみやすい)が馴染みやすいかもしれません。アイアンカラーは瞳の色素が異なる欧米人が見やすい配色といわれています。グレーカラーはレインボーと比較して温度の勾配はわかりにくくなりますが単純な高い、低いの違いはわかりやすいのではないでしょうか。アイソサームは閾値を設定し、設定した温度より高い場所や低い場所を特定の色で表示する機能です。こちらは狙った温度帯の箇所をよりわかりやすくするための強調機能です。 表示方法は「ソフトウェアで何ができる?」Vol3に続きます!
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。