ともこ@住宅ライターです。今回は、「リノベーションフォーラム2019」岡庭建設株式会社 専務取締役である池田浩和さんの講演を前編・後編でレポートします。池田さんは「新築はゼロにはならないけれど、予想よりも早く縮小するだろうと実感している。ストック住宅への取り組みを始めてみては」と語ります。講演では、地域の工務店として実際に取り組まれていることなどをお話しされていました。リノベーションフォーラムって何?YKK APでは、【住まいの価値は、「窓・開口部」でかえられる。】をテーマに、2015年よりリノベーションフォーラムを開催しています。2019年度も、「性能向上リノベーションのミライ」と題して木造住宅の断熱や耐震などの性能向上による、住まいの価値向上についてトップランナーより講演・トークセッションで語っていただいております。それでは、池田浩和さんによる講演レポート(前編)のスタートです!ワンストップサービスの岡庭建設池田さんは「性能向上リノベーションを始めるきっかけになってもらえたら」と切り出します。岡庭建設は、東京都西東京市にあります。もうじき50周年を迎える工務店で、社員は、社員大工を含めて25名。先代が大工をされていて、現代表は不動産系のご出身、そして、池田さん設計として同社に加わったそうです。「たとえばOBさんがリフォームをうちではなくリフォーム店へお願いすることがあったりなど、工務店は新築しかやらないというイメージを持たれがち。それで地域の方にわかりやすく伝えるために、”おかにわリフォーム工房”を立ち上げました。」新築事業と合わせ、不動産業、リフォーム・リノベーション事業を「ワンストップ」で受けられるということを2013年ごろから打ち出し始めたそうです。岡庭建設の「まなぶ ..
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