ともこ@住宅ライターです。前編に引き続き「リノベーションフォーラム2019」、岡庭建設株式会社 専務取締役である池田浩和さんによる講演をレポートします。今回は、後編です!(前回記事はこちら)池田さんは「新築はゼロにはならないけれど、予想よりも早く縮小するだろうと実感している。今、ストック住宅への取り組みを始めてみては」と語ります。前編では、リノベーションが求められるこれからの時代に、工務店が培ってきた新築の技術や強みを生かしていくには、どうしたらいいのか、岡庭建設の取り組みをを題材にお話しされていました。後編は、岡庭建設がてがけたリノベーションの実例紹介のつづきと、岡庭建設のお客様と地域とのつながりに対する取り組みについてご紹介します。中古住宅購入+木ノベーションここ最近、岡庭建設では「中古住宅を購入してリノベーションをしたい」という顧客が増えてきており、そうしたお客さんは、物件代プラス5、6百万円のリノベーションをする例が多いそうです。これから紹介する物件も、中古住宅の購入後、500万円ほどかけて1階の一部分、自分たちが長く過ごされる場所をリノベーションしたという実例です。自然素材を多用したこの住宅、普通の人から見ると「新築と同じじゃない」と言われますが、まさしく中古住宅でも岡庭建設の場合は新築と同じようなデザインが出来る、ということだそうです。そのほか、薪ストーブを入れた事例、マンションリノベーション事例などを紹介された後に、倉庫のリノベーション事例、デパートの中の福祉施設のリノベーション、ラーメン屋さんのリノベーションなども紹介されました。「新築だけをやっていたらこうした仕事は来なかったかもしれない。「木ノベーション」を始めたからこそ、岡庭建設は新築だけでなく”ちょっと工 ..
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