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2020/10/22 07:58 - No.905


第10回 眠くなるのは伝える側の責任


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「構造塾」佐藤実氏の「伝え方」講座【A-PLUG版】
佐藤 実

2020/10/22 07:58 - No.905

 
S1200x600 s1200x600  %e6%8a%95%e7%a8%bf%e7%94%bb%e5%83%8f%e7%ac%ac10%e5%9b%9e %e4%bc%9d%e3%81%88%e6%96%b9 伝えている相手が眠くなる、それは伝える側の責任です。相手にとって眠くなるようなつまらない伝え方になってるからです。例えば、セミナーにおいて受講者の多くが寝ている・・こんな光景よくあります。そもそも、その話に興味がなかったわけではありません。セミナーを受講しようとしていたのですから。なのに眠ってしまうということは、講師の話し方が面白くない!これが最大の理由です。講師によっては、眠るのは眠る側の責任と思っている方も多いはず、それは違います。眠らせてしまっている講師の責任です。いやいや、初めから寝ている受講者もいるそんなことも実際にはあります。そんな時は、初めから寝てしまう受講者も眠らせないような面白い話をするのも講師の伝え方次第です。受講者など伝える側を眠らせてしまうことに対して、考えて欲しいのは自分(伝える側)の責任問題。セミナー受講者がイメージしやすいのでセミナー講師と受講者で考えると、セミナー受講者は何かしらセミナー内容に興味があり、何かを得ようと参加しています。それも、受講者自身の時間を使って・・なのに、眠らせてしまうような面白くない話をしてしまう・・これ、講師の責任重大です!!受講者の中には、初めから眠る人も実際にはいます。その場合の対処方法。その方は、自分の役割を理解していないのでまずは、役割を理解してもらいましょう!会社から時間をもらい、受講費用を出してもらい、誰かが仕事を代わりに行っています。それは、そのセミナーでの情報を会社にフィードバックしてほしいから。その役割も理解せず、セミナーは寝るためのものと勘違いしている受講者には、この役割を伝えてみると良いと思います。
 
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佐藤 実
株式会社M's(エムズ)構造設計

1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。㈱佐藤住建を経て、2006年㈱M’s構造設計設立、現在に至る。2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催。著書に、最高に楽しい木構造入門(エクスナレッジ)、楽しく分かる!木構造入門(エクスナレッジ)がある。

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