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2021/11/30 07:30 - No.1123


第1回 住まい作りのポイントは「見た目」から「暮らし方」へ


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RoomClipで読み解く暮らしのトレンド
水上 淳史

2021/11/30 07:30 - No.1123

 

SNSが台頭した2010年代、これまでほとんど不可視だった「住まい」と「暮らし」の領域においても、ユーザーサイドで積極的に情報交換が行われるようになりました。
月間600万人が利用する住生活領域に特化したソーシャルプラットフォーム「RoomClip(ルームクリップ)」のビックデータをもとに、リアルな住まいと暮らしのトレンドをご紹介していきます。

連載1回目となる今回は、住まい作りのフォーカスポイントの変化についてお話ししていきます。


◆住まいの見た目にこだわる潮流

ユーザー自身による「住まい」と「暮らし」の領域の情報発信とコミュニケーションは、SNSでの情報共有のトレンドにあわせて変化していきました。

Instagramにおいて、おしゃれで見栄えする出来事を共有するトレンド「インスタ映え」が盛り上がりを見せた2010年代前半から2017年ごろまで、ルームクリップにおいて最も盛んに情報交換されたのが、暮らしにおける見た目の部分、インテリアスタイルの実現に関するものでした。

お店を再現した「カフェ風インテリア」、ワイルドな「男前インテリア(≒ブルックリンスタイル)」、海外ビーチの開放感を感じさせる「西海岸インテリア(≒カリフォルニアスタイル)」など、数多くのインテリアスタイルがRoomClipで人気を集めました。
これらのスタイルは、プロに依頼するという方法ではなく、ホームセンターや100均で材料を集めDIYで施工するという方法で行われ、再現性の高さから急速に広がっていきました。

この時期、木材の塗装や加工、壁紙の張り替え、床材の取り替えなど、DIYで好みの見た目に部屋を作り変えるノウハウと、理想のインテリアを実現した実例部屋写真がインターネットに蓄積していき、誰でもアクセスできるような状態が整っていきました。

しかし2010年代も終盤になると、見た目に関連する話題の勢いは鈍化していきます。
「〇〇インテリア」「〇〇スタイル」は2017年を境に横ばいに、「オシャレ」は2019年をピークにわずか2年で40.7%減少。

2020年代は、「映え」や「スタイル」といった「どう見せたいか」という見た目重視の世界から、フォーカスがシフトしているといえます。


◆ライフスタイルに寄り添う潮流

住まいの「見た目」にこだわる潮流がひと段落ついたあとに注目を集めた潮流のひとつが、自身や家族の趣味やライフスタイルに寄り添った住まいづくりでした。
象徴的なキーワードは植物のある暮らし、こどもと暮らす、などの暮らし系スタイルでした。



これらの暮らし系スタイルでは、見た目の装飾にとどまらない、ユニークな設えが多く生み出されています。

例えば植物を暮らしに取り入れることに積極的な「植物のある暮らし」では、窓辺が植物エリアになる傾向が強く、カーテンやブランドを外し、窓枠内に棚を設置して植物棚にしたり、カーテレールに植物をハンギングしたりする事例がみられます。

「ねこと暮らす」では

 
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水上 淳史さん
ルームクリップ 株式会社

SIer、フリーランスのエンジニアを経て、2015年にルームクリップに参画。SEO、SNS、広告などユーザー向けマーケティングの立ち上げに携わったのち、2018年からメディア、イベント、ウェビナーなどの企業向けマーケティングの立ち上げに従事。2021年からRoomClip住文化研究所、ブランド室、マーケティングソリューション事業部マネージャーを兼任。生活者と企業をつなぐ取り組みを数多く手がける。

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