月間600万人が利用する住生活領域に特化したソーシャルプラットフォーム「RoomClip(ルームクリップ)」のビックデータをもとに、リアルな住まいと暮らしのトレンドをご紹介していきます。2015年に国連サミットで採択された「SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)」は、2021年には流行語大賞にノミネートされるなど、日本でも一般の生活者の間でよく知られる言葉になりました。 SDGsでは、国際機関や政府、企業といった大きな主体だけでなく、市民社会や子どもも含めたすべての人が、それぞれの立場から目標達成のために行動することを求められています。暮らしや住まいにこだわりを持つユーザー層が集まるRoomClipでの生活者の暮らしを紐解くと、生活者目線でのSDGsの取り組みがすでに幅広く行われていることが分かりました。そして、それは何かを我慢するのではなく、楽しさや豊かさを感じることと両立していること、また、もともとユーザーの中ですでに実践され、ノウハウが蓄積されていたことも明らかになりました。連載3回目となる今回は、生活者がどのような意識のもとでSDGsに取り組んでいるかを、 ユーザーの行動分析結果や投稿実例を交えてレポートします。◆暮らし・住まいこだわり層は61%がSDGsを意識した行動を実践まずは、SDGsに関するユーザーの認知度や行動、興味関心について、2021年12月に実施したアンケート結果を元に解説します。参考:損害保険ジャパン株式会社「SDGs・社会課題に関する意識調査」https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20210802_1.pdfSDGsに対 ..
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