当連載では、取材で聞き取った、新築~建てて3年の住まい手の生の声をもとに、家づくりの具体例から見えてくる「住まい手の本音」を探っていきます。地域工務店のみなさまが、自社商品の強みを再認識し、お客様への新たなご提案やPRに活かしていただけましたら幸いです。前回は、住まい手に聞いた“その施工会社を選んだ理由は?”についてでした。建てた人の「決め手」には、工務店ならではの強みを活かせるヒントがあります。SNSでのこまめな発信や丁寧な対応はもちろん、家づくりをチームととらえたスタッフの連携、暮らしを担う女性の目線を活かしたご提案など、施主との信頼関係を築いた事例を紹介しました。連載第3回目となる今回は、“住んでわかった現実の失敗ポイント!”です。◆住んでからわかる「ちょっと違ったな」間取りも暮らしも思いのままにと、図面とにらめっこしながら打ち合わせを重ねたお家づくりの日々。「あれだけ考えたはずなのに」「もっとこうすればよかった」という失敗は、たとえ些細なものでも、施主にとって毎日の暮らしのストレスになります。失敗=施工会社への不満ではないのですが、未然に防ぐことでより満足の得られる家づくりを体感してもらえるよう、施工する側が先手を打ちましょう。これから見る失敗の事例を参考にしてください。◆よくある失敗の代表「コンセントの位置」悩みで圧倒的に多いのが「コンセントの位置の失敗」。生活してからの家族の姿を様々想定してコンセントの場所を考えたつもりでも、住み始めてから気が付くことも多いですよね。色々なコンセントの失敗事例を紹介します。●不便さに加え見た目の問題もキッチンやベッド付近は、コンセントつけ忘れの代表格(提供:Seeders)施主コメント:コンセントの位置はよく考えた方がいいと聞いてい ..
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