賃貸のお部屋の探し方も変化してきています。2014年の段階で55%の方が不動産会社は1社しか行かないというデータがあります。(※リクルート住まいカンパニー「賃貸契約者にみる部屋探しの実態調査2014」)インターネットの発達により、簡単に短時間で沢山のお部屋を比較検討できるようになりましたので、インターネットで吟味することで、気に入ったお部屋に目星をつけてから来社される方が多くなってきています。お客様自身がインターネットで吟味してから来社するため、何社も回らなくてもお客様ご自身が納得できるような状況に変わってきています。これはどういうことかというと、お客様が主導権を握ったということです。約半数のお客様はインターネットで勝負がついてしまっているということです。要するに、素敵なお部屋にスポットライトが当たり前に当たる。お客様が主導権を握り、インターネットで調べ尽くしてお部屋を選び、不動産会社に「この物件のこのお部屋を見せて下さい」と言う主導権を持つ時代が来たということです。言い換えればお部屋が主役の時代が来たのです。主役である賃貸のお部屋は、お客様の41.7%が不満があるというデータがあリます。その不満を考えてみますと、設備的な不満や画一的なデザイン、コンセプトもない、量産的な考えで作られた賃貸のお部屋は、年数が経過し老朽化することで人気がなくなり、仕方なく家賃を値下げしています。場合によっては、入居率悪化で建て替えを行うこともあります。日本ではまだまだ馴染みの少ない手法ですが、リノベーションすることで下落した家賃は取り戻すことができます。リノベーションでお客様の不満を解消すべくコンセプトのある賃貸のお部屋を作ることで、お客様に楽しい暮らしを提供できるものだと考えます。人の五感による ..
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