PRを専門とするプロたちは、どのように企業の伝えたいメッセージを整理し、社会へと広めていくのでしょうか。工務店で従事する皆さまの参考となるPR手法も交えた、インタビューをお届けします。(編集:志鎌真奈美 取材・文:柳原優希)大手化粧品メーカーの広報やベンチャー企業のPR担当を経て、2016年に広報・PRの代理やコンサルティング、スクール運営を行う株式会社フロントステージを立ち上げた千田絵美さんに、独自の広報戦略についてお話を伺いました。 ─ 千田さん自身の活動や経歴を教えてください。実は私、新卒では広報に全く関係のない学校の先生になったんですよ。「えみ先生」と呼んでもらって、子どもたちもとても可愛くて。でも、自分には「公務員の先生」をする力が無いことを悟りました。…ははは。それで、先生とは全く違う仕事をしようと、これからどんな仕事をするにしても役にたつと考え営業職に絞って転職活動をしたんです。広島で、縁あって広告営業職(フリーペーパーの広告枠のクライアントをとってくる仕事)を2年やらせていただいた後、広報という職種があることを知り、「広報になろう」と決めて上京しました。 ありがたいことに上京してすぐにインターネットのベンチャー企業で「社長付
広報担当」というポジションをいただいたんです。それから2年半後、、化粧品会社の広報担当に転職、娘の出産でいったん仕事を離れますが、同じ部署に時短勤務で復帰しました。知名度のある商品のPRをするのもとても楽しく勉強になったのですが、「まだほとんど知られていないサービスや会社」の広報PRをするほうが自分には向いているのではないかと気づき、2013年に人伝に紹介してもらった社員数10名もいないベンチャーへPR担当として移りました。少し話は逸れます ..
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