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2018/03/27 14:57 - No.191


第10回 見直される木造、CLT(直交集成板)高層住宅


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北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

2018/03/27 14:57 - No.191

 
PUUKUOKKA HOUSING BLOCK   設計OOPEAA  photo by Olli Bergフィンランドのヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。 伝統的な木造からCLTへフィンランドの国土は日本とほぼ同じで、約7割が森林です。伝統的にフィンランドの戸建住宅では、ログハウスなど木材が使われてきました。近年では建築基準が変更され、木造でも大規模建築が建てられるようになりました。小規模な住宅だけでなく、高層住宅、学校、幼稚園など用途が広がっています。多くのフィンランド建築家が木造が見直し、CLTを使った建築が次々と建てられています。CLTとはクロス・ラミネイティド・ティンバーの略で、日本語では直交集成板と訳されます。ひき板を繊維方向が直行になるように積層した厚型パネルのことで、構造材としてヨーロッパで注目されています。参考リンク:一般社団法人 日本CLT協会 http://clta.jp/clt/フィンランド初、8階建木造高層住宅 photo by Olli Bergこちらはフィンランド中央にあるユバスキュラに建設された、フィンランドで初めての8階建木造高層住宅です。OOPEAA設計事務所が設計し、2014年に完成しました。2015年には、フィンランディア賞を受賞しました。この賞はフィンランド建築家協会SAFAにより、毎年その年に建設された建築の中から1点が選ばれます。構造としてCLTを使っており、外装にも木材が使用されています。道路面は黒く塗られたスプルース、庭面は無塗装のカラマツです。設計者と住民のインタビュー動画です(音声フィンランド語、英語字幕)。室内の様子がよくわかりますので、ぜひご覧くださ ..
 
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大村 裕子さん
Auer& Sandås architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Auer& Sandås architectsに在籍。

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