フィンランドのヘルシンキ在住の大村裕子です。
フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。スモークサウナとは?サウナはフィンランド人にとって欠かせないライフスタイルです。日本でもよく知られる「サウナ」は、実はフィンランド語です。今回はサウナの中でもフィンランドらしいと言える、スモークサウナを紹介します。日本の一般的なサウナは電気サウナだと思います。フィンランドでも戸建住宅やマンションにあるサウナは、電気サウナが一般的です。 (興味のある方は、「第4回 フィンランドの住宅とサウナ」をご一読下さい。)薪サウナは熱源が薪で、薪に火をつけて1時間くらい待つ必要があります。森の中のサマーコテージでは、薪サウナが一般的です。またヘルシンキ市内の公共サウナでも、薪サウナがあります。電気は手軽ですが、薪サウナは電気とは違う柔らかな感じがします。(興味のある方は、「第6回 フィンランドのサマーコテージ」をご一読下さい。)スモークサウナは薪を使うのですが、煙突がないので煙が充満するのが特徴です。フィンランドで5年住んでいますが、実は初めてスモークサウナを体験してきました。公共のスモークサウナはヘルシンキ付近では少なく、楽しめるところは限られています。ヘルシンキからバスで1時間弱で、エスポーにあるクーシヤルビに到着します。公式サイト 英語
https://www.cafekuusijarvi.fi/english/これがスモークサウナ小屋です。湖のすぐそばにあり、ログで建てられいます。通常サウナは男女別で裸で入るのですが、ここは男女一緒に水着を来て入ります。中は煙が充満していて、人の顔がはっきりとは見 ..
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。