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2018/12/20 14:11 - No.336


第19回 スモークサウナ


北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

2018/12/20 14:11 - No.336

 
フィンランドのヘルシンキ在住の大村裕子です。 フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。スモークサウナとは?サウナはフィンランド人にとって欠かせないライフスタイルです。日本でもよく知られる「サウナ」は、実はフィンランド語です。今回はサウナの中でもフィンランドらしいと言える、スモークサウナを紹介します。日本の一般的なサウナは電気サウナだと思います。フィンランドでも戸建住宅やマンションにあるサウナは、電気サウナが一般的です。 (興味のある方は、「第4回 フィンランドの住宅とサウナ」をご一読下さい。)薪サウナは熱源が薪で、薪に火をつけて1時間くらい待つ必要があります。森の中のサマーコテージでは、薪サウナが一般的です。またヘルシンキ市内の公共サウナでも、薪サウナがあります。電気は手軽ですが、薪サウナは電気とは違う柔らかな感じがします。(興味のある方は、「第6回 フィンランドのサマーコテージ」をご一読下さい。)スモークサウナは薪を使うのですが、煙突がないので煙が充満するのが特徴です。フィンランドで5年住んでいますが、実は初めてスモークサウナを体験してきました。公共のスモークサウナはヘルシンキ付近では少なく、楽しめるところは限られています。ヘルシンキからバスで1時間弱で、エスポーにあるクーシヤルビに到着します。公式サイト 英語 https://www.cafekuusijarvi.fi/english/これがスモークサウナ小屋です。湖のすぐそばにあり、ログで建てられいます。通常サウナは男女別で裸で入るのですが、ここは男女一緒に水着を来て入ります。中は煙が充満していて、人の顔がはっきりとは見 ..
 
大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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