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2019/08/13 08:53 - No.531


第25回 オーダーキッチン NOBLESSA社


北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

2019/08/13 08:53 - No.531

 
フィンランドのヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。今回はヘルシンキ中央駅近くにある、キッチンのショールームを紹介します。ドイツのメーカーNOBLESSA社です。このメーカーではキッチンはすべてオーダーメードです。扉、取っ手、レイアウト、天板、、、すべて好きな仕様を選べます。もちろん天板の高さも選べます。天板の材質はラミネートまたはストーンが人気です。フィンランドのキッチン標準仕様は?フィンランドのコンロはほぼ電気です。ガスはほとんど見かけません。一般的な電気コンロは4口の電熱線のタイプ、最近はIHヒーターが多いです。コンロの下部には大型電気オーブンがあります。一人暮らし用の2口コンロのキッチンでも、オーブンが必ずついています。またビルトイン食器洗い機は、ほとんどの家庭で使われています。フィンランド人は日本人より背の高い人が多く、天板の高さは90センチが多いです。アイランドキッチン その1キッチンは2列になっています。シンクのある壁に面したキッチンと、コンロがあるアイランドキッチンです。この写真はリビングルーム側から見たところです。コンロのあるアイランドキッチンに一部覆いかぶさるようにL型のカウンターがあります。ウッドカラーがアクセントになっています。壁から離れていて島のようにぐるりと歩ける、アイランドタイプのキッチンです。扉の取っ手がなくスッキリとしています。手をかけるところにはLEDライトが埋め込まれています。シンク下の扉を開いたところです。線状にLEDライトが埋め込まれています。吊戸棚の中にもLEDライトが埋め込まれています。アイランドキッチン その2こちらのキッチンもシンクがあるカウンターとコンロがある ..
 
大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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