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2021/06/25 13:17 - No.970


第34回 フィンランド住宅のインテリアトレンド|ハウジングフェア2020(その3)


北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

2021/06/25 13:17 - No.970

 


フィンランド、ヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。

引き続きハウジングフェア2020についてレポートします。(前回の記事はこちら


インテリアトレンド7 室外空間と室内空間のつながりを持たせる

室外空間と室内空間を自然につながりをもたせて、テラスやバルコニーを居住空間として日常的に有効に活用しています。

こちらは3階建ての戸建住宅です。庭はそれほど広くはありませんが、庭と家がうまくつながっています。


photo: Olli Berg

幅の広い折りたたみ式のガラスドアを開くと、リビングルームと庭が一体となります。


photo: Olli Berg

室内側から見たところです。リビングが広く見えます。

こちらは集合住宅です。単身者用のワンルームで26.5㎡ですが、狭さを感じさせません。
その理由は大きな窓でつながっているバルコニーと工夫されたベッドスペースの配置でしょう。

 
大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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