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2018/10/09 09:24 - No.296


第15回 そうだ!日本の木を使おう ──ちょっと話したくなる木の話


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がんばれ!地域の工務店(工務店とエリアマーケティング)
石川 新治

2018/10/09 09:24 - No.296

 
自慢ができる日本ってなんですか?日本を訪れる外国人の数は毎年増え、始めてくる国から気に入って何度もくる国に変わりつつあり、訪れる町も変わってきているようです。伝統の京都や厳島、東京や大阪のサブカルチャーに加えて、テクノロジー・マンガ・スシ・ラーメンまで、日本には名物が数々あります。普段住んで過ごしている私たち以上に、もっと深い見どころを知っています。外国人が日本に来て驚くことのひとつに、日本の山々があるそうです。蒼々と樹木に覆われた日本の山の姿は、自国で見ることは珍しいのです。そう思って海外の映像を見ると、確かに多いように感じます。地球上の陸地のわずか400分の1しかない狭い日本の国土ですが、じつは地球上の奇跡といえるほどの自然の宝庫です。日本列島には、9万種以上の動物と、5000種以上の植物が生息しています。たとえば下北半島の温泉につかる風景で有名な、世界の北限に生息する猿。世界で唯一、木の枝の下を走るヤマネ。こうした動物の固有種の数は日本が131種で、世界自然遺産のガラパゴス諸島でも110種です。そして日本と同じ島国で、広さもほぼ同じイギリスに生きる固有種の数は、なんと0です。同じように秋の紅葉を彩るカエデ類の数も、日本には26種あるのに対して、北米やヨーロッパでは半分の13種しかありません。広さを考えれば、いかに日本が自然の豊かさに恵まれているかがわかります。さらには各国の森林率を比べてみてもわかります。日本は有数の森林を抱えた国です。日本が位置する北緯20°から50°の偏西風が吹く地域は砂漠が多くあります。赤道に近い熱帯雨林帯に雨を降らせた気流が、逆向きの偏西風に変わって乾燥した空気を吹き下ろしているのです。ところがこの緯度にあって日本には平均降雨量の7倍以上の雨や雪が ..
 
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石川 新治さん
一社)住まい文化研究会

明治大学工学部建築学科卒業。1981年ミサワホーム株式会社に入社。技術部設計から販社営業を経て、宣伝部マネージャーとして企画広報活動全般を経験。2007年、MISAWAinternational株式会社にて200年住宅「HABITA」を展開する。住宅の工法、技術、営業、マーケティング、商品化、デザイン、広報、住まい文化など、全般に精通。現在、一般社団法人住まい文化研究会代表理事として、機関紙「おうちのはなし」を発行し、全国の地域工務店の活動を支援している。主な著作に、「おうちのはなし」(経済界)、「地震に強い家づくりの教科書」(ダイアプレス)がある。

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