これまで2回に渡って『窓の整理術-外観編』をお伝えしてまいりました。第2回では「へらす」、「そろえる」、「まとめる」の原則をおさえたデザインを設計することで、外観を“シンプルで美しく”仕立てるポイントをご紹介しました。 ※前回記事はこちら
第3回では、「へらす」、「そろえる」、「まとめる」でシンプルに設計したデザインを土台として、次の、Point-4「変化をくわえる」で外観をアレンジするというステップに進み、住宅の個性(オリジナリティ)を出していきます。Point-4「変化をくわえる」ポイントの4つ目、「変化をくわえる」で、ここまでシンプルに仕立てた外観をもとに、街並み調和も考慮しながら個性をだしていきます。(a)コントラストで「変化をくわえる」住宅の外壁色のコントラストで「変化をくわえ」ます。その際には、「6:4」、もしくは「7:4」の比率が美しくなるといわれています。(b)窓の配置で「変化をくわえる」 窓の配置で「バランスを取りながら変化をくわえ」たり、同じ大きさの窓を「均一なリズムで並べて変化をくわえ」たり、窓モールなどの「アクセントで変化をくわえる」ことで、シンプルな中に個性を演出していきます。こちらが「変化くわえる」をポイントにした代表事例の住宅です。・「7:3」の外壁貼り分けによりブラック&ホワイトでコントラストを施す・窓は広い壁面にバランスよく小窓を配置し特徴づけるこのように都市型の狭小住宅でも、西面ファサードを活かした個性ある美しい外観となります。 「窓の整理術」を実践した住宅外観イメージのご紹介最後に、これまでご紹介した、「へらす」、「そろえる」、「まとめる」でシンプルに仕立てた外観をもとに、「変化をくわえる」で周辺との調和を考慮しながら個性のある ..
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