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2020/08/20 12:39 - No.850


第3回 「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を解説!


YKK AP白瀬哲夫の「使える補助金プチ講座」
A-PLUG 事務局

2020/08/20 12:39 - No.850

 
1.はじめに「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、戦後その平均寿命が27年と短命化してしまった日本の住まいの寿命長期化を図るべく平成25年度の事業として初めて登場しました。その主なポイントは対象住宅のインスペクションを義務化し、それに基づいて実施する必要な改修と記録の保全にあります。これは正に新車と同じ規模の中古車市場を持つ自動車業界で古くから行われている車検制度と一脈通じるものがあり、この普及が日本の住まいの長寿命化を実現する可能性は大きいと言えます。2.事業の概要1)事業の要点事業の要点を「表1.事業の概要」に基づいて説明を致します。表1.事業の概要この補助金を申請できるのは施工業者もしくは買取再販業者です。補助率は1/3、補助限度額は平均的な性能向上リフォームを行う評価基準型で100万円、長期優良住宅としての条件を満たしかつ所管行政庁の認定を受けた認定型で200万円、認定長期優良住宅の認定を受け、かつ一次エネルギー消費量が平成28年省エネ基準比20%削減する高度省エネ型で250万円ですが、同時に三世代同居工事または子育て世代向け工事を実施すれば+50万円の限度額となります。 2)補助対象図1にあるように、評価基準型の補助対象工事は耐震性向上、劣化対策、省エネルギー性能向上工事が必須であり、それと同時に行えば維持管理・更新の容易性も補助対象となります。また1)で紹介したように、キッチン等の増設を行う三世代同居対応工事、キッズスペースの設置などの子育て世代向け改修工事を同時に行えば限度額が+50万円となります。図1.評価基準型の場合の補助対象工事(出展:国交省関連サイト)図2.評価基準型の場合の申請フロー3)申請フロー図2にあるように、長期優良住宅化リフォームの補助申請をす ..
 
A-PLUG 事務局
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