こんにちは、南雄三です。私の家は東京新宿にあって、築70年のあばら家だったわけですけれど、それを断熱改修してこんなふうに変わりました。その時に設置したのがフランス製の換気システムALDES(アルデ)だったんです。排気型の第3種換気システムで、たこ足のような姿をしていたので、タコ足アルデと呼んでいました。それから実に26年も動いていたわけですからちょっと驚きですけど、音がだいぶうるさくなってきたのでもう寿命かなと思って取り換えることにしたわけです。もちろん今ではALDESも新しいタイプに変わってものがあるわけですが、私にとっては思い入れがあるので、旧丸型の旧ALDESで改修したいなと思っていたんですけど、記念品のように数台在庫してあるということなので、これを使わせていただいて交換したわけです。これが当時私が当時書いた家の換気計画図です。排気型換気というのは、外の新鮮空気を居室から取り入れて家の中を流れていって、汚れの出るところ、つまり便所浴室、台所、納戸といったダーティゾーンから排気する。間取り的に言えば、子供部屋から給気して、ドアのアンダーカットを経てダーティゾーンから排気する。ファン本体から一か所で排気するわけですけれども、ファン本体からダクトがつながれていて洗面とか納戸などを、小さな風量で排気を引っ張っていくわけになります。▼ 続きは以下の動画から【南雄三氏より】築70年の古住宅をパッシブ改修した拙宅は今では築97年。当時仲間と輸入販売していたアルデ換気システムを搭載して、26年もの間しっかり動いていましたが、音に異常が出て取り替えることにしました。この動画は、高断熱・高気密創生期に計画換気に手探りで取り組み、試行錯誤を繰り返した歴史を紐解きながら、数年経てばダクトがどれほ ..
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。