※ 2017年2月にリニューアルオープンした「ゆとりろ軽井沢ホテル」 空き家の有効活用を探る本連載。前回は、地方民泊についてお伝えしました。そこで今回は、観光地のホテル再生の現場についてご紹介します。昨今では核家族化や晩婚化の影響などで、個人宅のリフォームや新築のニーズが減少し、工務店のみなさんは新たな仕事の方向性を模索している人も多いのではないでしょうか。そんな中、いま多くの投資家や企業が注目しているのがインバウンド需要に合わせたホテル経営です。 ●経営難のホテルをニーズに合わせて再生京都、箱根、熱海などの観光地が、外国人旅行客の増加に伴い、多くの観光客でにぎわい、活気に満ちています。そんな中、新たにホテルや旅館を建設したり、個人投資家でも小規模な簡易宿所を新築し、旅館業を始める動きが加速しています。この流れに乗ることができれば、個人としても企業としても大きく成長できるのではないでしょうか。とはいえ、一からホテルを建てるのは、お金もノウハウも必要で、敷居が高いもの。そこで今回取材したのが、既存のホテルや旅館を再生させている株式会社ワールドリゾートオペレーションが手掛けた「ゆとりろ軽井沢ホテル」(所在地:長野県北佐久郡軽井沢町長倉1276)です。このホテルは、2017年2月にリブランドオープンしました。広大な森林の中に佇む全 35 室の小さなホテルで、敷地内にはチャペルを有し、大人女子のブライダルには最適な落ち着いたインテリアとサービスにこだわっています。※ 信州の食材をふんだんに使った創作フレンチが味わえる ●テーマは、~美 style~信州ダイニングホテルの再生には、様々な「処方箋」があるといいます。宿泊費のコントロールや広告宣伝の方法、コンセプトをがらりと変えることで集 ..
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