2020年の東京五輪に向けて、空き家を外国人旅行者向けに有効活用しようという動きが加速しています。そこで注目を集めているのが、外国人旅行者に自宅を提供する「民泊」。2017年中にも民泊新法が国会で審議されようとしています。そこで今回は、持ち家で民泊を始めるための最初の3ステップをご紹介します。
1.観光の拠点に絡めてアピールする民泊を始めるなら、エリアはどこがいいのでしょうか。もちろん、外国人旅行者が宿泊するため、旅行者に人気のエリアが望ましいのはいうまでもありません。人気があるのは東京、大阪、京都ですが、北海道や金沢、福岡、静岡、沖縄など、全国各地にニーズは広がっています。日本は地方ごとに異なる文化や食、季節で移り変わる自然の魅力にあふれています。旅慣れた外国人旅行者は、さまざまな土地を訪れています。ですから外国人観光客がさらに増加するこれからは、日本全国、どのエリアでも民泊の可能性があるといってもいいでしょう。民泊仲介サイト「Airbnb」を見てみると、ニーズが高いのは都心部の駅周辺です。ゲストの多くは、日本の観光の「拠点」となる場所に滞在するのを好みます。たとえば、新宿を拠点にして江の島や鎌倉、箱根や日光をめぐるように、日帰り、もしくは一泊で観光地を訪れ、拠点となる場所に戻ってきます。そのため、東京駅の近くや新宿、品川などは交通の便がよく、どこにでもアクセスしやすいために人気のようです。同様に京都や福岡、沖縄などの観光地も拠点となるような立地が望ましいでしょう。外国人観光客が訪れるような観光の拠点に絡めて、タイトルやコピーを打ちだすなど工夫をするといいでしょう。たとえば、「成田空港から20分」「清水寺まで徒歩5分」などというように、民泊仲介サイト「Airbnb」に登 ..
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。