空き家の有効活用を探る本連載。前回は、空き家の活用に、いまニーズが高まっている民泊が有効だとお伝えしました。そこで今回は、民泊をはじめようと思ったときに、用意しなければいけないものについて解説します。実際に築37年の空き家をリノベーションして、ホームステイ型民泊を行っている筆者が、民泊で必要な備品等と初期費用についてご紹介します。●ホームステイ型民泊なら初期費用は約3万円低コストで始めるなら、いま住んでいる家を貸すことです。ホームステイ型民泊です。その場合、初期費用は3万円もあれば十分です。新刊『3万円からの民泊投資術』の取材のために、ホームステイ型民泊に挑戦した筆者は布団とシーツ2組とケトルや観葉植物を買い、22,000円で始めました。冷蔵庫や電子レンジを買いたす必要はなく、キッチン、浴室、トイレはシェアします。ゲストに喜ばれるような人気の設備やアメニティをそろえておく方法もあります。最大手の民泊サイトの規約では、ホストが最低限用意するものとして、清潔なシーツ類、タオル、石鹸、トイレットペーパーをあげています。ただし、これはあくまでも最低限のものです。これに加えて、ゲストに喜ばれるような設備やアメニティをそろえておけば、ゲストの評価が高くなり、リピーターになってくれることはもちろん、紹介や口コミで新規のゲストからの問い合わせや予約が増えるはずです。そこで次に、どんな設備、アメニティがあると喜ばれるのかを見ていきましょう。
●Wi-Fiや格安SIMでインターネット環境を整備する旅行客が最も重要視しているのは、インターネット環境です。インターネットに接続して観光名所を調べたり、スカイプで自国の家族と会話をしたり、ユーチューブで動画を見たりと、よく利用しているようです。ハウスWi- ..
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