第13回 情動システム＆ランチェスター

集客どうする？　SNSどうする？　ホームページどうする？　商談どうする？　カタログどうする？　商品どうする？　構造どうする？　現場どうする？　クレームどうする？　紹介どうする？こんな迷いを持っている工務店さんは多いと思います。そして、その答えを教えてくれるコンサルタント先生も大勢います。もちろん、そのアドバイスも的確で役立つことでしょう。でも、たった２つのマーケティングの理論を知れば、自分で考えることができるようになり、道筋を見つけて迷わなくなります。その２つの理論とは、多くの動物に共通して組み込まれている脳内の「情動システム」と、おそらく誰でもが一度は聞いたことがある「ランチェスター戦略」です。情動を使って顧客の心理を知リ、ランチェスターの方程式から導かれる法則を駆使して、売れる工務店になるためのマーケティング入門です。◆展示場というメディアそもそも、工務店経営を集客だけ、成約率だけ、利益率だけと分けて、売れる工務店になるための戦略を立てるのは、簡単なことではありません。具体的な戦略になればなるほど、すべての要素が錯綜してきます。同じチラシが武器力であったり、兵力として役立ったり。あるいは、看板を立てるにしても、武器力となる看板もあれば、兵力としての看板もあります。そして、その裏側には、「情動」による顧客心理が働いています。武器力として考えるのであれば、どこかの成功事例を教えてもらって、その手法を真似してみれば成功するかもしれません。武器力は目に見えやすいので、形式的に真似をするのは難しくありません。でも、その裏側にある兵力への手配が十分であるかを考えてみると、ちょっと怠っていたがために、失敗の原因になっている可能性があります。同じことをしているのに、要因をつきとめずに、自社 ..