10人いれば、10通りのくらしの想いがある。さまざまなくらしの想いをかなえる空間をご提案します。今回は「食を楽しむ」をテーマに、あこがれのコトを具体化したプランをご紹介します。
◆活用例
「バルコニーで朝食を」
〈プランデータ〉
●マンション
●ターゲット層 30〜40代
●あこがれのコト 「テラスごはんでおもてなし!」
30代の共働き夫婦が暮らす、マンションの事例です。憧れのルーフバルコニーのある築35年のマンションを購入し、バルコニーをアウトドアリビングとして使えるようにリモデルしました。もともとあった和室をなくし、広々としたLDKとなるように間取りを変更。キッチンの位置も移動し、床の高さも変えることで、見た目もおしゃれになりバルコニーへの段差も解消しました。バルコニーにはウッドデッキを採用して、キッチンの床と高さが合うように施工。窓を介してフラットな床の高さになり、行き来がしやすくなりました。天気が良い日はバルコニーで朝食を楽しんだり、友人を招いてベランピングを楽しんだり、イメージ通りのライフスタイルを実現できた事例となりました。
もともとあった広々としたルーフバルコニーの床面に、ウッド調のデッキ材でアウトドアリビングのように使える空間を作りました。リウッド(再生木)を使用した腐食しにくい素材なので、天然木に比べて腐食が起こりにくく、美しさをキープします。ゆとりの空間で、大きなダイニングテーブルの設置も可能で、家族とでも、友人を招いてでも、自由自在にのびのびと楽しめます。
《使用商品》リウッドデッキ200(YKK AP)
キッチンを窓に近いところに配置し、作ったものをバルコニーに運ぶ動線も意識。スキップフロアにすることで、おしゃれな雰囲気も倍増です。アイランドスタイルの対面キッチンは会話もはずみ、収納充実のパントリーですっきり片付く空間にしました。
《使用商品》キッチン:ザ・クラッソ フラット対面(TOTO)
リモデルポイント
夫婦ふたりの日々の暮らしも、友人たちを招いての楽しいテラスごはんも、どちらも楽しめるようなリモデルとなった今回の事例。屋内のフロアとバルコニーのウッドデッキがつながりを持つようなデザインで、視覚的にもつながって開放感も得られそうです。
「バルコニーで朝食を」
詳しい情報はこちらでチェックしてください。
https://re-model.jp/10plan/collection/39/
◆まとめ
「食」の時間を充実させることは、おうち時間を豊かなものにするためにとても効果的です。キッチンやダイニングに加え、バルコニーまでも「食のスペース」として空間を広げることでイメージがぐんと広まり、より幅の広い食事時間の楽しみ方が生まれます。腐食しにくく長持ちするリウッドデッキなどを提案することで無機質なバルコニーをアウトドアリビングのように仕立てるなど、お客様にとってメリットの多い提案をしていきましょう。
「モノ(商品)起点ではなく、コト(あこがれのライフスタイル)起点の提案」。これができることは、お客様に選ばれるリモデル店であり続けられる必須条件といえます。お客様にあこがれの暮らしを実現していただくために、「十人十家」の各ツールをぜひご活用ください。
また、ご紹介していますコレクションムービーやイメージ画像等もお客様へのご提案活動にご活用いただけます。TDYリフォームサイトでは役立つ情報満載ですのでぜひ一度内容をご確認ください。
WEBサイト「YKK AP あこがれの暮らしを実現しよう!十人十家」
WEBカタログ「十人十家」
他にもいろいろなコンセプトをご用意しています。
▼当連載の他の回はこちら▼
あこがれの暮らしを理想のカタチにする、TDY「十人十家」活用術