今回のポイント1.リフォーム事業者の市場環境は競争が激しくなり、以前ほど利益が出しにくくなっている2.1人あたりの生産性を高める必要性が高まっている3.同時に、人材の成長と定着がリフォーム会社にとって最重要課題に4.労働環境の整備など、具体的取組で品質やサービス向上を実現しなければならない16期目に売上23億円達成弊社オリバーは、YKK AP様のお膝元の富山県でリフォーム事業を行っております。創業してから16期目を迎え、現在でも順調に業績を伸ばしています。昨年の期末で23億円の年商ですが富山という田舎では経営が順調にいっている方であると自負しております。その要因として2つ挙げられます。1つ目は、リフォーム事業自体の成長期に起業したこと。もう1つがリフォーム業界自体のレベルが高くなかったことを上げます。新築と違い、リフォームは建築素人でも売上を上げやすく稼ぎやすい業界でしたが、ここ最近では年々利益を出しにくい時代に変わってきていると実感しています。インターネットの普及により一般ユーザーがプロ並みの知識を持てるようになり、建材や住設機器においても購入できる時代になりました。もちろん悪いことではないと思いますが相場は崩れ単価も下がっています。浴室のリフォームは10年前には平均単価が100万円でしたが、家電量販店や異業種からの参入もあり最近では単体工事だと60万円ほどになっています。 収益を確保する工夫が必要効率化を高め、1人当たりの生産性を高める。これは自社内だけではなく職人や外注先にも求め、工事原価の抜本的な圧縮が経営課題となりました。そろそろ業界も成熟し価格においても限界に達してきているので、お客様だけではなくリフォーム店をはじめ工事業者側も安定的に収益を確保できる仕組みの構築が ..
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