【リフォーム産業新聞 1378号 (2019/09/30発行) 1面】日本で最もリフォームを売り上げる企業は積水ハウスグループ(大阪府大阪市)。本紙編集部はリフォーム事業を行う企業を売上高順にランキング化し、結果を「住宅リフォーム売上ランキング2019」としてまとめた。積水ハウスは初の1400億円台の売り上げを記録し、5年連続で1位。1位~8位までは前回と同じだが、前回10位だった家電量販店のエディオン(大阪府大阪市)が9位に上がった。エディオン、三井不動産抜く 積水ハウスは売上高3%増の1414億円となった。同社はリフォーム事業開始以来常に右肩上がりの成長を続けてきたが、2016年度に減収となり、業績が低迷していた。その後2期連続増収で、今回史上初の1400億円突破となった。 2位は住友不動産(東京都新宿区)。2%増収の1243億円となった。2013年度に過去最高売上を記録して以来、伸び悩んでいたが今回で2期連続増収と復調の兆しが見られる。「新築そっくりさん」の受注が前年比1000棟強増え、年間1万449棟の受注に成功しており、今期も増収が期待できる。 3位は大和ハウスグループ(大阪府大阪市)。3%増収の1145億円と確実に伸びてはいるものの、以前に比べると伸び率は鈍化してきた。ただ、2位の住友とは100億円差と、逆転できる位置に付けてきた。リフォーム人員は国内最大の2865人とマンパワーでは他社に負けない体制がある。 4位は積水化学工業(東京都港区)。売上高は950億円。数年前まで1000億円を超えトップ3位の常連だったが、2016年度から900億円台に転落。その後横ばいで推移している。蓄電池などの新商材提案で単価アップを推進する方針。 5位は住友林業(東京都千代田区)。前 ..
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