【リフォーム産業新聞 1378号 (2019/09/30発行)2面】「新規客」売上1位は住友不動産「OB」売上1位は大和ハウス リフォームでもっともOB売上高、または新規客売上高が高い企業はどこか―――。重要指標であるOB、新規比率を元に、企業をランキング化した。その結果、新規客をもっとも集めているのが住友不動産で、OBからもっとも売り上げている企業は大和ハウスグループであることがわかった。新規2位は住友林業 新規客から獲得するリフォーム売上高は、リフォームのニーズを掘り起こす力だ。 新規客売り上げランキングトップは住友不動産グループの1118億7000万円だった。 阪神大震災以後、「新築そっくりさん」のブランドで23年に渡り全国展開をしてきた同社は、いまや戸建てからマンションまで幅広い商品を構成。前期は9132戸の大型改修を実施してきた。 2位は住友林業グループの337億5000万円。木造住宅づくりに高い技術を持つ同社は、ハウスメーカーとして供給する新築OBだけでなく、他社が手がけた住宅の改修も積極的に行っている。築50年を超える古民家のリフォームも多数の実績を持つ。3位はミサワホームグループの268億4000万円だった。OB 2位は積水化学 OBからのリフォーム売り上げは顧客の囲い込み力を示すバロメーターだ。 大和ハウスグループのOB売上高は916億円だった。その大半が新築OB客のリフォーム。3月末時点での戸建て住宅の供給戸数は63万戸あり、多くの住宅を供給してきたことが同社のリフォームの強みになっている。この戸建てストックに加えて賃貸住宅のストックも加わり、さらに改修ニーズを拾っている。 2位は積水化学工業グループの874億円。53万戸を超える自社の新築ストックへのリフォ ..
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